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求人条件なんて関係ない!本当に好きなことを仕事に
TENGAを仕事にするという選択

工藤まおり様メイン画像

株式会社リクルートグループ出身

株式会社TENGA 広報宣伝部

プロフィール

我々は今回、株式会社TENGAに勤める工藤氏に取材を求めた。性の伝道会社としてイノベーションを貫くベンチャー企業で活躍する若き女性脱藩者はいったいどのようにしてキャリアを辿って来たのだろうか。その芯に迫る。

「仕事」という部分で人と繋がりたい

工藤氏は大学を2014年に卒業後、新卒としてリクルートグループの派遣事業に営業職で入社した。学生時代の就職活動の軸は二つあったと語る。

「一つ目の軸は、“一人でも生きていけるようなキャリアを築く”、ということでした。特に“営業力”はどの仕事に就いても必要だと思ったので、まずリクルートで学ぼうと思いました。」

「二つ目の軸は、“人が働く環境についての問題意識”です。社会人になると、大半の人は仕事の時間が人生の約8割を占めるものになると思います。しかし、学生時代、Barでアルバイトをしていた頃、仕事という8割の時間を嫌々過ごし、残りの2割で発散する社会人がとても多いことにびっくりしました。自分の仕事は、残りの2割の部分を楽しくさせるような立場だったのですが、就職先を考える上で、2割よりも“仕事”という8割の部分に向き合い、少しでも色んな方の“働く”という部分に関わりたいと思い、派遣事業に興味を持ちました。」

仕事している人を励ますという軸と、個人に継続的に伴走出来ることにやりがいを感じ、リクルートグループの派遣事業へ入社する。

企業と派遣スタッフの橋渡しとして活躍

入社した工藤氏は営業職として働き始めた。70〜80社のクライアントを抱え、企業と派遣スタッフの橋渡しをする仕事に奔走した。

「派遣の営業はとても難しかったです。決められたエリア内の企業にひたすら飛び込み営業をして回り、人材募集の可能性を聞き、募集が出た場合は、必要とする人材をヒアリングして、求人サイトに詳細情報を書きます。応募が来たスタッフさんの中からキャリア等を加味しその会社に合うと思う人材を試行錯誤しながら選択、企業に紹介し、互いに条件が合えば契約完了です。それを1年、2年、3年と継続して頂くようフォローしていくのが仕事でした。」

「企業から、派遣スタッフが無断欠勤するというようなクレームがあったり、逆に派遣スタッフから勤め先の労働環境が良くないなどの声があったりと、両サイドからの相談やクレームに毎日対処していました。板挟みでストレスの多い仕事だとは思いますが、長期的にかかわることで信頼関係も築け『工藤さんが担当で良かった』と企業様やスタッフさんから言われたときは嬉しかったです。」

前向きに精一杯仕事に取り組んでいたこともあり、工藤氏は半年後に月間VP賞を受賞する。

「最初は一番心配されるような新人だったと思いますが、半年たって周りから褒められることも増えてきて、一つ自分の中で達成したという実感を得ました。それと同時に今の仕事内容への興味が薄れてきていると感じ始めた時期でした。もともと転職を視野に入れて入社したので、これから先、どんな仕事をしようかと考え始めました。」

三大欲求である“性”を誰もが楽しめるものにしたい!

転職も少し意識し始めた時期に、3か月に1回の定期上司面談を迎える。面談の中で「工藤は雑談の中でアダルトなこと話しているときが、いちばん目がキラキラしている。」と言われたことが大きなターニングポイントとなる。

「小さい頃から性に対して、おそらく人より興味があるタイプでした。性的な欲求は三大欲求でもある当たり前のことなのに、性に対して背を向けている方が多いことが以前からとても疑問でした。当時の上司にアダルトなことを話す自分がキラキラしていると言われたところから、性の分野にチャレンジできる仕事はないかなと探し始めました。そこで注目するようになったのが株式会社TENGAでした。株式会社TENGAは世の中の視点、考え方を変えていこうと挑戦している企業で、そこに面白さを感じました。」

もともと独立した女性になるという軸でキャリアを考えていたため、業務を一通りこなしたという実感とTENGAへの興味から、本格的に転職を考え始める。しかし、TENGAの求人を見ると「3年以上の広報経験者」という採用条件しかなかった。

「毎月TENGAの求人をチェックしていて、やっと求人が出たと思ったら広報経験3年以上って書いてあったから、営業経験1年未満の私がどうしようって思いました。かすってもいなかったので(笑)。でも、どうしても入社したいと思い、周囲にTENGA社員の知り合いとかいないかなと思っていたら、偶然知り合いが私の今の上司である広報宣伝部の部長に会ったという話を聞いたんです。無理を言って、なんとか推してもらって、面接だけでも受けさせてくださいと言って面接にこぎつけました。」

人材業界で働いている仕事柄、求人票通りでない人材が採用されることが珍しくないと分かっていた工藤氏は、募集要件に全く当てはまらなくても面接を受けるという決断をして、面接で勝負をかけた。

「私はアダルト業界に興味があったんですが、そういう事を話したりすると、下品だとか卑猥だとか言われることが多くて、それに対してとても疑問を感じていました。“性欲”は生きていたら当たり前に芽生えてくる三大欲求じゃないですか。そんな中、TENGAは“性”という高いハードルをちょっとずつ下げようとしている会社だなって感じたんです。あ、これって私がすごいやりたい事だ、と思いました。私のこの疑問を失くすことが出来る事なんじゃないかなって思ってTENGAに入りたいと思いました。」

新卒若干10カ月だった工藤氏は、仕事の経験というよりも自分が思っていること、感じていること、やりたいことをまっすぐぶつけた。工藤氏の想いは伝わり、晴れて株式会社TENGAに入社することになる。

2015年より、工藤氏は広報宣伝部で男性用マスターベーション用グッズTENGA・女性用セルフプレジャーグッズirohaの取材対応や、媒体を回り、製品記事として取り上げてもらえるように紹介する仕事をしている。また製品プロモーションを自ら立案し、実行する役割を担っている。以前勤めていたリクルート時代と比べ、仕事のスタンスが180度変わった。

「前職は、“上から降りてきた営業目標にどれだけコミットするか”が重要で、ひたすら目の前の数字を追っていました。数字を達成したら嬉しかったです。しかし、今は“自分が目標を決めてどれだけやるか”が大事になっています。自分次第で、主体的に提案でき、実行していけることにやりがいを感じています。」

現在、工藤氏は新商品「iroha+(イロハプラス)」のプロモーションに携わっている。PRイベントとして春画とのコラボやイベント内で販売するオリジナルカクテルを企画。このイベントは多くの媒体に掲載。イベント開催までは足を運んでくれる人を想像し、期待に胸を膨らませていたという。

「やりたいって思ったことを主体的に実行できるのはすごく楽しいです。降ってくる仕事とは全然違います。主体性を求める大企業も多いですが、私はベンチャー企業で働いている方が圧倒的に主体性がつくと感じました。」

仕事に対する反応があることもやりがいの一つになっていると工藤氏は語る。

「私はブログやSNSも担当しています。ブログは、3か月でPV数が3倍に上がったので、記事を書くのが楽しみになってます。特にSMについて取り上げた記事がすごく読まれていて、みんなSMに興味があるんだなって思ったり(笑)。毎月PV数を確認して、読者さんに反響があることがとてもやりがいになっています。」

また、工藤氏はiroha(女性向け製品)のPRをメインで担当している。

「irohaは、自分の発信がブランドイメージに直接繋がるため、責任の重さをよく感じます。前職は、業務の時間だけ集中して、休みの日は別と割り切ってプライベートを楽しもうとしていましたが、現在はプライベートの時間も自社製品のTENGAやirohaについて考えるようになりました。どうしたらirohaの認知度が上がり、興味を持ってくれるかということや、実際に買ってくださる人が増えるのか。外出先周辺にアダルトショップがあれば入り、自社製品の棚の位置や競合製品を見たりしています。好きな製品を見て、“どうしたらもっと広まるのか”を考えながら実行していくことは楽しいです。今では、以前よりも自然と仕事が生活の一部になってきています。」

脱藩者へメッセージ

好きな仕事にとにかくチャレンジ

「脱藩してベンチャー企業に入って良かったことは、責任範囲が大きいがゆえ、仕事のやりがいがあることです。irohaのプロモーションを主に担当しているので、プロモーション内容に関して、直接発言でき、実行できることに魅力を感じます。自然と責任感も生まれています。大企業だと、まだ社会人2年目に同様の責任のある業務はあまり与えられないと思います。」

「その反面、転職して後悔している部分もあります。私は1年で辞めてしまったので、社会人としてのビジネススキル・マナーや下地をしっかり積んでおけばよかったと感じます。また、大手でしか学べない会社のしくみ等の知識ももっとつけておけば良かったと感じました。私は、第二新卒として見て頂ける時もありますが、形上“中途”という形で入社したので、新卒ほど怒られたり、注意されたりすることもあまりなく、たまに不安になります。」

「そういったデメリット含め考えて、“行きたい会社”があれば挑戦してみるのもいいかもしれませんね。今しかできない“やりたい”という気持ちを大事に素直になってみるのもありだと思います。私の場合は、もしここで転職しなかったら絶対後悔するなと思ったから転職しました。それだけやりたかったという事だと思います。好きだからって出来るわけじゃないし、仕事にすると嫌いになると言う人もいます。でも、好きな事を仕事にしたら人生の時間の中でそのことを考える割合が増えていって、それってすごく楽しい事だと思います。私はいいなって思っています。」

チャンスがあったら、飛び込んでみる。何か「もやもや」や「やりたい」という気持ちがあるのなら、条件など関係なく転職の面接を受けてみる。受けてみてから、自分のキャリアを考えみる。人生一度きりなのだから、自分の素直な気持ちに対して挑戦していくことが大事だというメッセージが心に響いた。

(トップ画像撮影/笠井浩司)
(取材・文/吉成真)

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